No Man Is an Island Book Blog

世界文学を中心に読みあさっては感想を書き連ねています。素敵な本たちを中心に紹介していきます!

ロミオとジュリエット by William Shakespeare

シェイクスピアの最も有名な作品の一つと思われる『ロミオとジュリエット』。
有名すぎて内容はほとんど知っていたが、それでもやはり楽しめる作品だった。

モンタギュー家のロミオとキャプレット家のジュリエット、両家は憎み合う仲だが、二人は出会った瞬間から運命を感じ、激しく愛し合うようになる。
ロミオは、友人のマキューシオがキャプレット側の男ティボルトに殺されたことに逆上し、怒りのあまりその男を殺してしまう。
国外追放を言い渡されたロミオはジュリエットと離れるぐらいなら死刑の方がマシだと喚く。
ロミオとジュリエットに同情する牧師が計画を立て、二人をなんとか添い遂げさせようとするが、入れ違いがあり失敗に終わる。
仮死状態にあるジュリエットを本当に死んでしまったと信じたロミオは自殺。
その後目覚めたジュリエットもロミオの後を追い自殺。
愛する人のための死なのかよくわからないけど、愛が激しすぎるあまりの悲劇だった。

憎み合いは恐ろしいものだ。
家柄とか〇〇家の出身とか、そんなこと本来はどうでもいいのだから。
人間はもともと名前だって持っていなかったのだから。
それに、愛を感じれば、相手が敵対する家の者だったとしても貫くことだってできるではないか。
ロミオとジュリエットの純粋かつ激しい愛は、両家が長年恨み合ったことを深く反省し、和解へと導いてくれたのだった。

新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫)

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