No Man Is an Island Book Blog

世界文学を中心に読みあさっては感想を書き連ねています。素敵な本たちを中心に紹介していきます!

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方 by Ihaleakala Hew Len

ハワイの伝統的な考え方、宗教ではないけど少しそれに近いものがあります。人生で起こることはすべて過去の記憶の再生なんだという原始的かつ宗教的な考えに基づいた秘法です。
自分の人生の過去のみならず、地球ができてからの過去全て。嫌なことが起こるのは、過去に起きた同じような嫌なことの再生、繰り返しであると。
その記憶を消して解放してあげることで、もう同じような嫌なことは起こらなくなる。良いことも同様。この考え、私は結構受け入れやすかったです。
意味不明って思う人も多いとは思うけどね。

この考えはですね、例えば相手がすごい嫌なことをしてきたとしましょう。そしたら普通はその相手に対して怒りや憎しみを抱いたりしますよね。
でもこれは単なる嫌な過去の再生で、自分はその過去の記憶から自分を解放してあげなくてはならない。今解放しなければもっとひどい悪い形で再生されてしまうからです。
この人が悪いのではなく、この人は私にその悪い過去を消すきっかけを与えてくれているのに過ぎないのです。その考えを持てば、どうでしょう。
小さな争い、喧嘩はなくなりますね。戦争も故に、なくなります。どこまでも平和を追求した考えなのです。

しかしこの考えは非常に難しく、実践するのはかなりエネルギーがいります。私はこの本を読んだ直後、実践してみました。
嫌なことが起こったとき、これは過去の繰り返しなんだよね、記憶を解放するきっかけを教えてくれてありがとう、今まで気づかなくてごめんね、
そう言った感じでやるのですが、なんせ人生は嫌なことや辛いことの連続ですから終始この自分との対話をしなければなりません。
正直しんどいし、なかなか簡単にできることではない。
でも私は限りなく平和に近いこの考え方に共感しているし、もっと勉強したいとも思います。

今まで様々な、人生をうまく生きるための方法、智慧をテーマにした本を読んできたけど、この本はずば抜けていると思いました。
自分を責めるわけでもない。自分の記憶を愛し、手放してあげれば私たちはもっと自由になれる。ゼロになれる。
それが幸せというもの。嫌なこと、辛いことが起こると、悩んだり、泣いたり、悲しんだり、怒りを覚えたりする。
でも全て過去の記憶の再生に過ぎないのなら?悩むことの意味は?辛いことが起こった時、心の持ちようを変えられる考え方だと思います。
ホ・オポノポノは自分を愛することの重要さを説いています。愛し、愛し、愛することで、本当の自分、本来あるべき自分になれる。それを幸せと呼ぶのではないでしょうか。